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【開催報告】鈴与システムテクノロジー様と「AI駆動開発 高度実践プロジェクト」を実施しました
2026年05月20日
株式会社Hexabase(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:岩崎英俊)は、2025年2月6日〜3月27日の期間、株式会社鈴与システムテクノロジー様と共同で、「AI駆動開発 高度実践プロジェクト」を実施しました。
本プロジェクトは、基礎研修では到達できない「AIエンジニアリングの本質」を追求し、実務プロジェクトを通じて開発プロセスのAI統合を実現しました。
「さらなる高みへ」を選んだ理由
現状への満足を拒絶し「さらなる高み」へ
鈴与システムテクノロジー様は、すでに高度なAI活用実績を持っていました。にもかかわらず、「もっと先へ」という意志を持って高度実践プロジェクトを選択されました。
その背景には、次のような問いがありました。
今の使い方で、AIが本当に「エンジニアリング」になっているのか?
パッケージのチュートリアルでは届かない「設計の力」をどう身につけるか?
実際のプロジェクトで、チームとしてどう実装するか?
「知っている」と「設計できる」には、明確な壁があります。
本プロジェクトは、その壁を越えるために設計されています。
追求したのは「AIエンジニアリングの本質」
研修では扱わない、実際の現場でしか得られない力 —— それが本プロジェクトのテーマでした。
プロンプトの「構造設計」:コンテキストの渡し方、出力制約の設計
AI出力の「品質管理」:ハルシネーション検出・評価基準の実装
プロジェクト全体の「システム設計」:設計書生成→CI/CD統合→品質分析の全工程設計
チュートリアルレベルでは得られない、実際に動くシステム全体を設計する力を徹底的に磨きました。
現場で確かめたこと
思考がドキュメント化されるスピードへの驚愕
設計書、議事録、仕様書 —— かつて何日もかけて整理していたドキュメント群が、AIによって「対話の直後に完成している」という現実を目の当たりにしました。
ポイントは「ツールを使いこなす」ことではなく、「AIにどう渡すか」という情報設計の精度でした。
アウトプットを決定づける「情報の渡し方」
AIが出力する品質は、「どう聞くか」で決まります。
プロジェクトを通じて、次の設計手法を実装しました。
コンテキストの構造化:単なる質問ではなく、目的・前提・制約をセットで渡す
出力制約の定義:「何を含み、何を含まないか」を明示する
評価基準の実装:出力後の検証ロジックを組み込む
この「情報設計」のスキルが、AI時代のエンジニアリングの中核になると確信しました。
「言語化能力」がアーキテクチャを左右する
コードを書く前に、「何を実現したいのか」を明確に言語化できるかどうか —— その精度が、AIとの協業品質を直接決定します。
逆に言えば、曖昧な指示では、AIも曖昧な出力しか返せません。
プロジェクトでは、この「言語化の精度」を磨くことにも重点を置きました。
得られたケイパビリティ
プロジェクトを通じて習得したケイパビリティは、開発プロセス全体に及びます。
習得領域 | 具体的な内容 |
|---|---|
AI品質管理 | ハルシネーション検出・仕様書設計によるAI出力制御 |
要求分析強化 | ユーザーヒアリング→仕様書自動生成プロセス構築 |
設計制御 | アーキテクチャ判断・選定理由の明示化 |
コード品質保証 | 自動テスト生成・カバレッジ管理・リファクタリング設計 |
デバッグ自動化 | エラー分析・解決策提示の自動化 |
インフラ自動化 | AWS・GCP環境のコード生成・構成管理 |
統合環境構築 | CI/CD統合・自動デプロイ・品質監視システム |
完成した成果物
プロジェクトの成果として、実際に動作するシステム群を構築しました。
成果物 | 説明 |
|---|---|
設計書生成システム | 要件定義→詳細設計まで自動生成 |
QAシステム | テストケース自動生成・実行・評価 |
品質分析ダッシュボード | リアルタイムで品質メトリクスを可視化 |
CI/CD基盤 | GitHub Actions統合・自動デプロイ完備 |
これらの成果物は、研修後も実務で継続活用できる設計になっています。
終わりに
本プロジェクトは、「AIを使える」レベルから「AIで設計できる」レベルへの移行を実現しました。
鈴与システムテクノロジー様が持つ既存の高度な知見と、本プロジェクトで得た「AIエンジニアリングの本質」が組み合わさることで、今後のプロジェクトにおいてさらなる価値創出が期待されます。
Hexabaseは、今後も企業の技術力向上を実践的にサポートしてまいります。
株式会社鈴与システムテクノロジー 会社プロフィール
企業名 | 株式会社鈴与システムテクノロジー |
|---|---|
設立 | 1967年3月 |
資本金 | 288百万円 |
代表者 | 代表取締役社長 石川 英明 |
所在地 | 〒420-0031 静岡県静岡市葵区呉服町一丁目4番地の1 |
主要株主 | 鈴与株式会社 |
従業員数 | 350名(2024年9月末日現在) |
事業内容 | 情報システムの企画、開発、運用、保守、コンサルティング |